新版 因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」発行人・宮本起代子の観劇記録

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

板橋ビューネ2016 テラ・アーツ・ファクトリー『三人姉妹vol.1』

*岸田理生原作 林英樹構成・演出 板橋ビューネ2016参加 公式サイトはこちら サブテレニアン 10月2日で終了(1) 『三人姉妹』のタイトルを見れば、ほとんどの人が同名のチェーホフ作品を思い起こし、チェーホフをベースにした翻案であると想像するだろう。公…

劇団民藝 『箆棒』(べらぼう)

*中津留章仁(1,2,3,4,5,6)作・演出 公式サイトはこちら』 紀伊國屋サザンシアター 10月9日まで(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23) ここ数年、ぶっ飛ばすような勢いで活躍中の中津留が、老舗新劇団の民藝に新作を書き下ろし…

板橋ビューネ2016 サイマル演劇団『別の場所』

*ハロルド・ピンター作 喜志哲雄翻訳 赤井康弘構成・演出 公式サイトはこちら サブテレニアン 25日で終了 ハロルド・ピンターの短編戯曲『家族の声』、『いわばアラスカ』、『ヴィクトリア駅』の3本を同時上演する。サブテレニアンの黒い空間がいっそう濃密…

板橋ビューネ2016 楽園王『授業』

*ウジューヌ・イヨネスコ作 長堀博士演出 劇団サイトはこちら サブテレニアン 10日で終了 板橋ビューネ2016参加作品 楽園王は今年創立25周年を迎えた。自分は6月に『楽屋』で楽園王デヴューしたばかりの、実に遅れてきた観客である。当日リーフレット掲載の…

文学座9月アトリエの会 『弁明』

*アレクシ・ケイ・キャンベル作 広田敦郎翻訳 上村聡史演出 公式サイトはこちら 文学座アトリエ 21日まで 演技スペースを客席が馬蹄形に囲むかたち。主人公クリスティン(山本道子)の家のリビング、キッチンが舞台である。キッチン部分は流しやオーブン、…

2016年9月の観劇と句会

昨年9月にも同じことを書いた。9月1日に自ら逝ってしまう子どもが多いことに警鐘を鳴らし、周囲の大人たちに注意を促す新聞記事が今年も出た。「神は耐えられないような試練に遭わせることはしない」という聖書の言葉を引いて、「だから耐えられないようなこ…